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秋葉原の図書館をコンセプトにしたメイド喫茶「シャッツキステ」を取材しました(*’▽’)ノ

こんにちわ!秋葉原新聞です(*’▽’)ノ

 

今回は図書館をコンセプトにした

「私設図書館シャッツキステ」さまを

取材させていただきました!(*‘∀‘)ノ

 

シャッツキステ(外観)

シャッツキステ(外観)

 

本日取材させていただきましたのは

シャッツキステのメイド長であり、

創業者のエリスさんです(*‘∀‘)ノ

それでは取材に入らせていただこうと思います。

 

「物語」にこだわったメイド喫茶を開店した理由

 

メイド長 エリスさん

メイド長 エリスさん

 

秋葉原新聞

本日はお時間をいただきありがとうございます。秋葉原に「物語」をコンセプトにしたメイド喫茶を作ろうと思ったきっかけなど教えていただけますでしょうか?(*‘∀‘)ノ

エリスさん

わたしは物心ついた頃からオタクで、とくにファンタジー世代だったこともあり「物語の世界」が大好きでした。高校まではノートの片隅や同人誌にこそこそと妄想を描くぐらいだったのですが、大学生の時に手品サークルに入ったのが、今に繋がる大きなきっかけだったように思います。

手品サークルでは、とくにイリュージョンなどのステージマジックをしていたのですが、その時に「不思議な空間」を「3次元」で創る楽しさを経験しました。

その後、メイド喫茶が秋葉原にぽつぽつとでき始めた頃にバイトをしまして、お客さまとアニメなどのお話ができるのはとても楽しかったのですが、「メイド喫茶」という業態は、「不思議な……物語のような空間を楽しむ」ような楽しみ方もできるのでは?

そんな可能性を秘めている、すごく面白い業態なのでは?と感じていました。なので、メイド喫茶を自分で作ろうと考えた時、まずそこをお客さまに楽しんでいただけるようなお店を作ってみたいと思ったのです(*´ω`*)

物語にこだわったメイド喫茶

 

シャッツキステ(内装):メイド(ユキさん)

シャッツキステ(内装):メイド(ユキトさん)

 

秋葉原新聞

実際にメイド喫茶のメイドさんとして働いていた頃の体験が活きているというのはとても素敵ですね( • ㅂ• )و✧

エリスさん

ただ親からオタクをやめて一般の企業に勤めて欲しいとの要望もあり、自分でもそろそろオタクを卒業しよう…と思い、大学卒業後の半年ほどは会社に勤めて色々経験させていただきました。

ですが……ご想像の通りオタクをやめられるはずもなく、むしろ秋葉原で生きたい欲が悪化してしまい……( ̄▽ ̄;)

秋葉原新聞

笑。実際に秋葉原以外で会社員として働いた経験があるからこそ、改めて「やはりわたしは秋葉原が好きだ」と気づけたのかもしれませんね(*‘∀‘)

 

秋葉原にお店を持つということ

 

シャッツキステ(紅茶)

シャッツキステ(紅茶)

 

秋葉原新聞

メイド喫茶に限らず秋葉原にお店を構えるのはなかなか大変だと聞いておりますが、その点はいかがでしたでしょうか?特にシャッツキステの創業は電車男が放映された2005年の翌年ということもあって、秋葉原がおおいに盛り上がっている時期と重なっているので特に大変だったのではないかと(;^_^A

エリスさん

確かに秋葉原でお店をもつというのは簡単なことではありませんでした。電車男ブームで「秋葉原!メイド喫茶!ビジネスチャンス!」といろんなお店がわーっと立ち上がった時だったのですが、

セクシャルなイメージの強いお店もあったので、昔から秋葉原に住んでらした大家さんたちは「なんだかいかがわしいもの」と思っていた方が多くて。最初、大家さんにお願いした時は「メイド系はNO!」と断られたのですが、なんとか説得をして場所を貸していただきました。

あと秋葉原というよりは私の場合ですが…まだ大学を出たてのひよっこだったので、手持ちの資金がわずかで、場所代だけでほとんどなくなってしまって。内装や家具を購入するだけの予算までは確保できなかったので、内装などは当時のメイド仲間で知恵をしぼって頑張って作りました!(> <;)

秋葉原新聞

思いついても実際に行動に移せる人は、もちろんわたしも含めですがほとんどいないと思います。その点エリスさんは決断され行動に移されておりますのでほんとうに凄いです(*´ω`*)

エリスさん

いま考えるとかなり無謀でした( ̄▽ ̄;)本来であれば、開店後しばらくの運営資金も事前に確保しておくところをまったく考えていなかったり…。学生時代に秋葉原で知り合ったお客様が、心配をして足を運んでくださったことが、心の支えでした。

それでももう今月で資金が底をついてしまう…!というタイミングで、アキバblogさまが取材して下さり、九死に一生を得ました(´ω`;) 学生時代から今現在も、本当に長くアキバの方達に支えていただいていると日々感謝の気持ちでいっぱいです。

 

独自の世界観を築くに至った経緯

 

シャッツキステ(第1章:屋根裏部屋時代)

シャッツキステ(第1章:屋根裏部屋時代①)

 

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シャッツキステはそのユニークなコンセプトでも有名ですが、この着想はどこからきているのでしょうか?(*’▽’)

エリスさん

シャッツキステの根底のコンセプトは「メイドが営む オタクの遊び場」なのですが、四苦八苦暗中模索して12周年を迎えた最近になってようやくそのコンセプトに近づけてきた…気がします。

「メイドが営む オタクの遊び場」には2つのテーマがあって、1つは「メイドが営んでいる」という世界観、2つめは「オタクの遊び場」となるような催しです。この2つをバランスよく保ち、お客さまに楽しんでいただくことが当館の目的です。

根底のコンセプト

シャッツキステ(第1章:屋根裏部屋時代①)

シャッツキステ(第1章:屋根裏部屋時代①)

 

開店時はこの世界観作りに重きを置いていました。

第1章と呼んでいる最初の3年間(2006-2009)は、「屋根裏部屋を舞台とし、そこに集まった9人のメイドとお客さまの物語を楽しみながら過ごす」「3年の間にメイド1人ずつのエピソードが物語で綴られ、全ての物語が語られた時にこの場(物語)が終わる」というテーマでした。

お客さまから「ここは3次元アニメだ!」とのお言葉をいただいた時は「やった!」と心の中で小躍りしました(´`*)

屋根裏を始めた時は、メイド喫茶は「物語を楽しむ」というオタク的な楽しみ方ができる面白いジャンルなんです!という思いをとにかく形にしたくて、3年後のその先をあまり考えていませんでした。

嬉しいことに、物語を閉じる時に開催した「閉幕イベント」には多くのお客さまが訪れて下さったので、「この物語の先を続けよう」と思い、新たな場所で第2章をひらくことにしたのです。
 
改訂版_R
 

屋根裏部屋から私設図書館カフェへ

 

 シャッツキステ(第2章①)

シャッツキステ(第2章①)

 

シャッツキステ(第2章②)

シャッツキステ(第2章②):メイド(アイリさん)

 

秋葉原新聞

第1章の閉幕の2か月後に開店したシャッツキステの物語の「第2章」として、現在のお店で再開するあたりのお話をお聞かせいただけますでしょうか?(*’▽’)

エリスさん

まず物件を探す際の第一条件として一階の路面店に絞って物件を探しました。メイド喫茶というとまだ「いかがわしそう」「女子供は入れない(!?)」のような雰囲気があったので、はじめてのお客様にも入りやすいお店にしたいという想いがありました。

秋葉原新聞

なるほどですね。路面店の1階ですとメイド喫茶に訪れたことのない男性や、女性にとっても入りやすくなりますね!シャッツキステはおしゃれな雰囲気のお店なので女性がご来館されていることが多い印象ですが実際のところはいかがでしょうか?(*’▽’)

エリスさん

はい。ご認識の通りです。ユニーク訪問客数という観点で男女はほぼ半々です。ですが、女性のお客さまはゆっくりいらっしゃる方が多いので、実際のご来館の比率というと男性7割、女性3割ほどになるかと思います(*´ω`*)

秋葉原新聞

女性の方も気軽に立ち寄れるメイド喫茶というのは素晴らしいですね。男女問わず気軽に立ち寄れるできる憩いの場所になるというのは素敵なことですね(*’▽’)

エリスさん

ありがとうございます。今年(2018年)の3月15日にシャッツキステは12周年を迎えたのですが、その際にシャッツキステで出会いご結婚されたお二人が、ご出産をされたというご報告をいただきとても感動しました。

 

けものフレンズコラボについて

 

シャッツキステ(けものフレンズコラボ)

シャッツキステ(けものフレンズコラボ写真①)

 

秋葉原新聞

シャッツキステは「けものフレンズ」のアニメの放映前(ブームになる前)にけものフレンズとコラボされていたことでも話題になっていましたが、このあたりのコラボの選定基準などはいかがされていらっしゃいますでしょうか?

エリスさん

シャッツキステのイベントやコラボの基準についてですが、私たちが「面白い!素敵だ!」と思う作品を少しでも多くの人に伝えたいという想いから、まだ世間的にはそこまで話題になっていなくても、極力取り上げたいという想いがあります。なので、情報収集のために可能な限りではありますがアンテナは常に張っているつもりです。

あとは、わたしやメイド達がさまざまなジャンルのオタク趣味をもっているので「アニメなどに限らず幅広いジャンルから、これが好き」というものを選んでいます。もちろんお客様に喜んでいただけそうかどうか、というのも選定基準の一つにしておりますよ(*‘∀‘)

秋葉原新聞

秋葉原は特に流行りの移り変わりが速い街ですので常にアンテナを張り続けるというスタンスは大切ですね。

エリスさん

はい。コラボの選定基準についてですが「けものフレンズ」とのコラボのみに絞って経緯などを説明させていただきますと、わたし自身が吉崎観音先生の作品が学生時代から好きで、同人誌を作るくらいだったという個人的な事情もあります笑。

お仕事を通じて尊敬する吉崎観音先生と偶然お会いする機会があり、その後お声がけ頂いた時は本当に嬉しかったです(´ω`*)

秋葉原新聞

ほんとうにけものフレンズや吉崎観音先生の作品が好きなんですね(*´ω`*)

エリスさん

はい大好きです!

でもそれだけではなくて、けものフレンズの魅力は2次元のキャラクターや物語をきっかけとして、現実の動物にも関心をもてることです。今までなんとなく動物園で素通りしていた動物たちの魅力に気づかせてくれるんです。

2次元の作品を通して、3次元の世界の魅力に気づき、もっともっと知識の世界を広げたくなっていく……そんなオタクの一面が好きで、当館の催しものも、お客さまにそのように楽しんでもらいたいと思って開催していることもあり、そういう意味でもけものフレンズのコラボをさせて頂けた時はとても嬉しかったのです。

シャッツキステ(けものフレンズコラボ写真①)

シャッツキステ(けものフレンズコラボ写真②)

 

12年間お店を続けるということ

 

秋葉原新聞

秋葉原のような競争の激しいところで12年間お店を維持し続けるのは大変だと思うのですが、なにか秘訣などあれば教えていただけますでしょうか?

エリスさん

秋葉原はここ15〜20年ほどでも電気、パソコン、ギャルゲ、メイド、アイドルと様々なブームがありますし、変化の大きな街だと思っています。むしろ「変化し続ける街」なのかもしれません。

なので時代の変化を受容し偏見をもたずに取りこんでいく「寛容性」は重要な要素だと思っています。新しいものに対して偏見をもたずに取り組んでいきたいと思っています。

また、まだ流行る前のものについても積極的に発掘していく、「探求」の心もとても重要だと思っております。一般論ですが10年ほどでお店をとりまく環境や世の中は大きく変化すると言われています。

そのような中で、当初と同じことをそのまま維持し続けるだけでは現状を維持することすらできません。ですので根底の理念はしっかりと持った上で、時代の変化を敏感に感じとり、少しづつお店を時代に応じてチューンナップしていくことは意識しています。

……と、偉そうに言っていますが、すごく難しくて全然できていないのですけれど!インスタとか完全に乗り遅れていますけれど!努力だけは…気持ちだけはもっています……笑

あとはこれは秋葉原に限った事ではないのですが、「弾力のある精神力」でしょうか。お店って、日々波乱の連続なので、その都度心が折れていたら身がもたないし、経営者が疲れたからやめる~と言ったらそこで全て終わりなので、逃げることもできない。

ゴムのように折れてもまぁそこそこビョンビョンと戻ってくるような…弾力性があるといいのかなと思う今日この頃です。(´ω`;)

エリスさんが心がけていること

2020年の東京オリンピックに向けて

 

秋葉原新聞

2020年のオリンピックに向けて秋葉原にもより多くの外国人観光客がいらっしゃるときいております、シャッツキステさまの取り組みなどご教示いただけますでしょうか?(*’▽’)

エリスさん

少し大きな話になりますが、日本が元気になるためには海外の旅人さまに来て頂くことも大切な要素だと考えております。もちろん、お店を支えてくれていたお客様の満足が一番重要ではありますが、海外の方にも日本独自の文化の魅力を知っていただき、楽しんでいただけたらと思っております。

そのための具体的な話になりますが、現在シャッツキステでは外国語のメニューが用意できていないので、これは準備しなければと……。2020年のオリンピックにむけて外国からのお客さまをお迎えできるよう、取り組んでいきたいと思っております。

 

実現したい目標

 

メイド長 エリスさんのお写真(右)

メイド:ユキトさん(左)、エリスさん(右)

 

秋葉原新聞

エリスさんの今後の目標などございましたらご教示いただけますでしょうか?(*´ω`*)

エリスさん

たいへんありがたいことにシャッツキステには長く勤めてくれているメイドがおります。メイドたちが「働きながら幸せに生活していける」ようにするためにも、手当や制度を可能な限り向上していきたいと現在取り組んでいます。そのためにも、より多くのお客様に訪れていただけるよう、より居心地の良い空間やお食事を提供できるように精進したいと思っています。メイドの神、森薫先生のお言葉を借りますと…。

 

「メイドは みんな 幸せに なればいーんだ!!\(*´`*)/」

と思っています。幸せにできるように頑張りたい…。まだまだ課題はいっぱいです…。お客さまも、メイドも幸せにできるような漢になりたい……。

シャッツキステは働いている個性豊かなメイドさんたちの個々の力でなりたっているお店でもあり、そのようなメイドさんに対していかにして快適に働いていただくのかというのは経営者として意識し続けたい目標ですね( • ㅂ• )و✧

秋葉原新聞

確かにブログやお勧めの本の記事をWebサイトで拝読させていただきましたが、個性豊かなメイドさんが多いようですね。Webサイトのメイドさんのお勧め本一覧を見たらディープな趣味の方が多くて驚きましたΣ(・□・;)。このようなメイドさんをどうやって発掘しているのか興味があります。

エリスさん

メイドを募っておりますと「何か特技がないとダメなのですか?」とのお問い合わせをよくいただくのですが……。そんなことはありません!

オタク文化に興味があって、元気があれば全然大丈夫です! おそらく当館のような辺境のメイド喫茶に応募したいと思う時点で、すでにディープな方だと思うので…(笑)

秋葉原新聞

納得しました。最後になにか告知事項があればよろしくお願いします(*’▽’)ノ

エリスさん

今年(2018年)のゴールデンウィーク中は、メイドたちがお土産用のお菓子をたくさん焼いてお待ちしておりますので、雑貨棚を覗いてみて頂けたら嬉しいです。

あ、あと以前、メイドたちの様子を描いた4コマ漫画を本にして頂いたので、機会がありましたらぜひお手にとって頂けたら幸いです(>///<)あとあと、メイドたちの日常をブログに綴っておりますので、こちらももしお時間がありましたら…!

アキバの片隅にいらした際は、そういえば…とシャッツキステを思い出して頂けたら幸いです。
 

ゴールデンウィーク期間中お持ち帰り商品

ゴールデンウィーク期間中お持ち帰り商品


 
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私設図書館カフェ シャッツキステ

所在地:東京都千代田区外神田6−5−11 長谷川ビル1階

問い合わせ先:info@schatz-kiste.net

営業時間:
【全日】12:00〜22:00(ラストオーダー:21:30)
【定休日】 第一火曜日

URL:http://schatz-kiste.net/index.html

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