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秋葉原高架下の電子工作スペース『アセンブラージュ』の槇野さんを取材しました!

こんにちは!秋葉原新聞です(*’▽’)ノ
 

今回は秋葉原高架下の電子工作スペース

ASSEMBLAGE(以下、アセンブラージュ)

を取材させていただきました。
 

今回取材させていただきますのは、

アセンブラージュの槇野汐莉さんです(*’▽’)b
 

槇野様(アセンブラージュ前にて)

槇野様お写真(ラジオセンター内にて)


 
そんな槇野さんが勤める電子工作スペース

アセンブラージュはJR秋葉原電気街口から徒歩1分

秋葉原総武線高架下の部品街にあります!
 
それでは早速、取材に移りたいと思います!(*’▽’)ノ
 

幼少期に訪れた秋葉原での原体験

アセンブラージュ様(店内風景)

アセンブラージュ様(店内風景)


 
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本日はお時間をいただきどうもありがとうございます。それでは早速、槇野さんと秋葉原の関わりについて時系列を追いながらお聞かせいただければと思います。槇野さんが秋葉原に訪れるようになったきっかけの出来事など教えていただけますでしょうか?

槇野さん

私が秋葉原に初めて訪れたのは小学生のころです。私の父は学生時代に東京電機大学に通っていたこともあり、秋葉原に親しみを感じていたのでしょう。子供のころから秋葉原に一緒につれていってもらう機会が多かったんです。

父はオーディオ機器に強い関心があったようです。当時はバブル全盛ということもありますが、高価なオーディオを石丸電気やサトームセン、ラジオ会館など見てまわったことが記憶として残っています(*’▽’)

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東京電機大学というと秋葉原を舞台とした作品「STEINS;GATE」のSTEINS;GATEパートナーズとして主人公とその相棒が通っていた大学として登場していたことでも有名な大学ですね。槇野さんがお父さんに一緒に秋葉原に連れていってもらった時に特に印象に残ったことはなんでしょうか?
 


 
槇野さん

はじめて秋葉原に連れていってもらったときに、父に「電気街へ行く近道だよ」と秋葉原ラジオセンターの中に連れていかれました。高架下の電子部品屋さんに並ぶ、色とりどりな電子部品や工具はキラキラ輝いていました。電球なんか屋台の露店で売られているりんご飴みたい。まるで駄菓子屋さんに遊びに行ったような気持ちの昂ぶりを感じました。

その後、家族でディズニーランドに遊びに行ったとき、夜にやるエレクトルリカルパレードに夢中になりました。ディズニーに連れて行ってもらった時の、キラキラしたものに対するわくわく感と、高架下で電子部品を見たときのわくわく感がリンクして、「キラキラ=わくわく」というような認識になったのかもしれません(*´ω`*)

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高架下の電子部品屋のわくわく感は分かります!大人が行ってもなんか心躍るものがありますよね。
 

価値観を共有できる仲間を求め高専に進学

ちびっこ工作風景(アセンブラージュ店内にて)

ちびっこ工作体験風景(アセンブラージュ店内にて)


 
槇野さん

ただ、幼少期に電子工作にはまりすぎたことで苦労したこともありました。わかりやすいことだと、せっかくセーラームーンのステッキやコンパクトをもらったのに分解したがったり。同級生が関心をもつものと、私の関心をもつものとの間に乖離ができたことで話があわなくなることがありました。

同年代の子どもたちがゲームのキャラクターやストーリーなどで盛り上がっていたところ、私はそのゲームがどのような仕組みで動くのかというような方向に関心がわいてしまっていたんです(;^_^A

たとえば同級生たちとスーパーマリオで遊んでいても友人はゲーム自体を純粋に楽しんでいるなかで、私は何でボタンを押したら画面のキャラがジャンプするのかとか、敵の攻撃の当たり判定とかどうやって実現するんだろうとか考えたりしていて、話があわなくて困ったことがあります。

あくまでこの話は一つの例ですが同級生との考え方の違い方もあり、自分と趣味・嗜好の近い仲間がいるであろう高専に進もうと決意しました!

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同じような趣味嗜好の仲間と一緒にいられるというのはとても重要なことですよね。わたしが秋葉原やメイド喫茶に行くのも同じような趣味の方であったり、雰囲気をまとった方が居ることで落ち着くことができるという理由があります。

槇野さん

メイド喫茶は幅広いタイプの方を受け入れるをお母さんのような包容力がある気がしますね笑。私の通っていた高専は男子9割というような環境だったので、趣味もその頃に同級生の男子がはまっていたゲームにはまったりもしました。

LeafのTo Heartや、卒業、サクラ大戦。アイドル雀士スーチーパイ、Piaキャロットへようこそ!!なんかの作品にはまりました。同年代の男子はKeyさんの作品にはまっている方も多かったです。

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ディープなラインナップですね。私はセガ好きだったのでセガサターンでサクラ大戦や、Piaキャロットを楽しんでました。また、当時はLeafや、Keyのゲームを遊ぶ人を「葉鍵っ子」なんて呼ばれるくらいに界隈でははやっていましたね。

かくいう私もKeyのKanonやCLANNADやAIRをプレイして涙腺崩壊させていた者の一人です。LeafのTo Heartでは攻略可能キャラクターの一人に「マルチ」っていうメイドロボがいましておおいにはまったキャラクターでもあります(*´ω`*)

槇野さん

To Heartのマルチはいいですよね。わたしはファイブスター物語のファティマや、最終兵器彼女のちせみたいな、機械と人間が融合したような登場人物が出てくる物語が好きなんですね。在学中にアニメやゲームの趣味も男子寄りになってしまい、その後しばらく同性と共通の話題で盛り上がるのが難しくなったのは困ったことの一つではありました笑。

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5年間男子の多い環境の高専通いとなると仕方ないかと思います(;^_^A  
 

電子工作スペース アセンブラージュの設立について

ラジオセンター内風景

ラジオセンター内風景


 
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次に電子工作スペースのアセンブラージュ設立についてのお話をお聞かせください。わたし自身の私見としては電子工作っていうジャンルは非常にポテンシャルが高いのではと思っております。

槇野さんの取材の前に一度電子工作の体験をたほうが良かろうと思って高架下の高架下のアセンブラージュに行って実際にはんだづけしてIchigoJamの基板を作ってみたんですがこれが想像以上に面白くて…笑。

ガンプラとかにはまったことがある人なら絶対楽しめるなと思いましたよ。BASIC言語を使って簡単なゲームなんかもつくってみたんですが、凄く達成感があってこの楽しさをうまく伝えることができれば流行るぞ!って思いました。
 


 
槇野さん

そうなんですよ。電子工作は一度体験してみたらはまる人も多いと思うんですよね。うちには1歳半と5歳の子がいるんですが、上の子はプログラミングでLEDを光らせてみたり、はんだごて作業にははまって楽しんでいるみたいです。

IchigoJamの標準基板は緑色の、いわゆる普通の基板なのですが、もともと子どもの初めての電子工作・プログラミング学習用に作られた教材ということで、アセンブラージュでは、赤、青、黄、白、黒と、子どもたちに喜んでもらえるよう様々な色基板も用意しているんですよ。
 

IchigoJamカラー

IchigoJamカラー基板


 
アイロンビーズで作ったオブジェを、IchigoJamとLEDを使ってキラキラ光らせてあげるだけでもかわいいです。子どもは喜びますよ!(*’▽’)
 


 
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きらきらしていますね(*´ω`*)

秋葉原新聞

秋葉原高架下のラジオセンターにあるアセンブラージュの設立に槇野さんが関わっていたと伺っておりますが、そのコンセプトなど教えていただけますでしょうか?

立地的には文字通りお店から一歩出ればあらゆる種類の電子部品を購入できる環境ではあるので、電子工作スペースとしては最高の環境にあると思います。

槇野さん

設立のコンセプトとして「高架下の電気街がこども達が集う場所になってほしい」、「電子工作を自由に楽しんで学べるスペースを作りたい」、「秋葉原ならではの体験ができる場所を作りたい」という想いがありました。アセンブラージュはそのための受け皿になれればという想いがあります。
 


 
アセンブラージュという名前は漫画家の里好先生の「トランジスタティーセット ~電気街路図~」という作品に登場するメイド喫茶の店名からきています。

トランジスタティーセットの舞台は秋葉原の昔ながらの電子部品の商店街ということもあって、電子工作スペースのアセンブラージュと背景が重なる部分が多いことから、リスペクトさせていただきました。

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店名、秋葉原、元女子高専生、電子工作と再現度がすごいです(笑)好きな作品の世界観を現実世界に実現というのは一度は妄想する方はおおいとは思うのですが、それを実現にこぎつけるのは凄いですね!( ̄▽ ̄;)

アセンブラージュ
 

2020年の東京オリンピックに向けての秋葉原

 
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槇野さんは2020年のオリンピック前後の秋葉原はどのように変わっていくと考えますか?

槇野さん

まず前提として「秋葉原は日々変わり続ける街」なので、2020年まで秋葉原が同じ形で有り続けられるかという話があります。ここ1か月の間だけで(2018年3月7日時点)も中央通りで30年間営業を続けていた秋葉原MADの閉店、59年間続いていた、かんだ食堂閉店といったような例もあります。

東日本大震災以来、建物の老朽化による再開発が多くあり、古い建物はどんどんなくなってしまうかもしれません。新しいキレイな建物ができた後に入るお店は、今までの秋葉原にないジャンルのものが入り変質してしまうかもしれません。

アセンブラージュも2013年9月に惜しまれながら閉館したラジオストアーの跡地で、古き良き電気街の灯を決して絶やすまいとの想いで開設をしています。同じお店が在り続けるためには、それだけでも相当な努力が必要なんですね。

秋葉原電気街発祥の地で、秋葉原の文化を繋いでいくために、より一層気を引き締めて頑張らないといけないと思っています!
 

ラジオストアー時代の景観(2013年)

写真①変わり続ける街 秋葉原-ラジオストアー時代(2013年)の景観


※「STEINS;GATE」にもラジオストアー(現:秋葉原ラジオセンター)の通りが登場

アセンブラージュ(2014年)の景観

写真②変わり続ける街 秋葉原-アセンブラージュ(2014年)の景観


※2014年に上記「写真①」と同じ場所・同じ角度にて撮影した景観

今後の将来展望・夢

 
秋葉原新聞

槇野さんの今後の実現したい夢や展望などがあればお聞かせいただけますでしょうか?

槇野さん

秋葉原に遊びにくる人達に秋葉原は楽しい場所だと思ってもらうこと。また秋葉原を訪れる人たちも、そこで生活するひとたちも高齢化していくことは避けられず、このままでは10年単位の期間でみた場合は先細りしていくことは避けられません。

ですので、幼い子供に秋葉原という街のファンになってもらって秋葉原に新しい血を入れていく必要があると思います。


※アセンブラージュでの電子工作教室の風景

秋葉原新聞

なるほどですね。

槇野さん

10年単位で先の話ではありますが、わたし自身の将来の夢としては、そんな新しい秋葉原をつくる次世代の子供たちに「これだから最近の若者は…昔の秋葉原はねぇ(*´ω`*)」といったような話の一つもしてみたいというのがあります(笑)

そのためにも若い世代の方にも、もっと秋葉原にきてもらうえるようにわたし自身が頑張らなければとおもっています。

秋葉原新聞

笑。それは壮大な目標ですね。私もこれから育っていく10年、20年後の次世代の秋葉原に「昔の秋葉原はねぇ」というような話の一つもしてみたいものです。

そのためには槇野さんが仰るように、まずはこの街を、お店を維持していくことが具体的な解決策となるということですね。本日はお忙しい中お時間をいただきどうもありがとうございました(*’▽’)ノ

アセンブラージュについて_R
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Assemblage PCN秋葉原(アセンブラージュ)

所在地:千代田区外神田1-14-2 (旧 秋葉原ラジオストアー)

問合せ先:info@assemblage.tokyo

営業時間:AM11:00~PM18:00 (不定休)

URL:http://pcn.club/shop/akiba/

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